2016/12/28

世界の原発は増えている

原発事故以来原発を全て止めて、環境問題なんて忘れてしまったかのように化石燃料(主に石油)を燃やしまくっているけれど、かろうじて原油価格の下落で救われている日本でありますが、OECDによる原油価格復活に向けた取り組みが為されるなか、オリンピックが終わってからの経済はどうなるのか不安な昨今であります。
で、また引用。

世界の原発、新増設続く=450基、「脱」は少数派:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122600519&g=eqa



世界的には、原発は増えているそうです。
福島の事故以来、脱原発ブームは世界を席巻したのかと思っていたのですが、やはり現実の経済的観点からでしょうか、新興国を中心に原発の建設は進んでいるそうです。
やはり核融合炉などの技術革新が起こらない限りは、これから先、原発なしでは、日本経済は衰退していくだけだと思います。成熟した経済が維持されたとしても、国際的に相対的に没落していけば庶民の生活は貧しいものとなるでしょう。解決策として、国際的な合意のもとに原発廃止という流れができればいいのですが、それはなかなか難しいと思われます。とくに新規建造中原発のうち3分の1が中国によるものということも、その期待から現実味を奪います。

今の日本の社会的状況では原発増設なんて不可能だとは思いますが、建設的に安全性やリスク管理の議論を行い、いかに運用していくかということをそろそろ前向きに割り切って考えていかなければならないと思います。
世代間倫理という視点からも原発には批判の目を向けられます。放射性廃棄物処理や事故のリスクを将来世代に背負わせることはたしかに未来の利益を先取りしているという見方もできます。しかし、地球温暖化は原発による代替で軽減できますし、日本経済が没落して最悪の場合外資に支配された日本を将来世代に引き継がせることもまた最良の選択とは言えません。
すべての利害を白日の下にさらして議論することが必要だと思います。




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