2018/09/17

BlackBerry KEY2のオーディオについて

KEY2のオーディオについてはKEYoneから何も変わっていないと思われますが、日本においてはKEY2からBBに入信された方も多いと思うので簡潔に示しておきます。

○KEY2のイヤホンジャック出力の音質
KEY2は最近の端末には珍しく3.5mmステレオミニプラグでの出力に対応しています。手持ちの3極のhf5と4極のf9 proは両方ともしっかり挿さりました。
カチっと鳴るまで奥へ差し込む必要がありますが、その分抜けにくくなっています。私は最初これが分からず、片耳しか鳴らなかったためイヤホンの断線チェックやプラグ内の洗浄に長い時間を費やし、翌日代理店に連絡しようか迷った段階で気付きました...

KEY2はチップセットにSnapDragon660を採用しているため、Qualcomm Aqstic™ audio technologyに対応しています。このコーデックはKEYoneに積んであるSD625も対応しているため、チップセットとしてはオーディオに対するスペックは変わりません。
そしてAqstic対応チップはWCD9335というDACを積んでいます。このDACはPCM再生192kHz/24bitまで対応しているので、一応ハイレゾ対応機と言えます。DSD再生には非対応です。
実際に音楽視聴(ストリーミング~96kHz24bitのflacまで)に使用した感想としては、hf5でもf9 proでもノイズがほとんどなく、音もクリアに聴こえ、日常使用に全く問題のないレベルでした。これ以上の主観的批評は無意味なので控えますが、とにかく普通に快適ということをお伝えします。

KEY2にHidizs Sonata HD DAC Cable IIという30ドルのDACをつなげて聴いた場合と比べると、さすがに若干曇って聞こえますが、KEY2のDAC回りは相当良くできていると思います。
(ちなみに同ケーブルはCS42L42というチップが入っており、これはhtc機のDAC非搭載モデル向けの公式アダプタ(DC M321)にも採用されているベーシックなもので、個性的な音の味付けはされていません。他にもMU1 HP-AMPが有名です。)

〇bluetooth
aptX HD・LADCに対応しています。インターネッツによると接続の安定度はkeyoneと変わらないようです。
私は使用していないので使用感は分かりません。
完全ワイヤレスで最新コーデック対応のヘッドセットにするともう有線に戻りたくなくなるみたいですが、私はすぐに無くしそうで怖いのでまだ躊躇してます。トイレとかに落としたら泣きそう。

〇さいごに
BBはユーザが少ないうえに、そもそもポータブルオーディオにこだわる人はDAPをもっていたり、スマホをポタアンにつなぐと思うので、あまり需要がない記事だとは思いますが、私のように、出来れば外でもいい音で聴けたら嬉しいけれど、何台もガジェットを持ち歩きたくないというライト層向けに書きました。







※アレな話
WCD9335の仕様(PDF)をよく見ると32-bit/384 kHzまで対応と書いてあったので調べてみると、どうやらフル出力にするとノイズなどの問題があるので設定で制限されているみたいです。(ソースは5ch...)>
そしてさらに調べると案の定素敵な方たちがいました↓
https://android.gadgethacks.com/how-to/enable-qualcomm-dac-your-snapdragon-powered-phone-for-superior-audio-0177069/ 
https://forum.xda-developers.com/android/software-hacking/alternate-driver-laster-ks-tasha-t3802269
はっきり言ってハードの設定をいじるリスクをとるほどの恩恵があるとは思えませんし、そこまでこだわる人はUSB-DACなりDAPなりを使えばいいと思うのですが、人間の探求心はすごいですね。私は工学的知識に欠けているので②では音質が変わったとか変わってないとかいう世界共通の不毛な議論しか理解できませんでしたが、興味深いですね。